基礎代謝が変わると同じカロリーをとっても身体に蓄積する率が違ってきますが、これをもう少し詳しく見てみましょう。
人間は食事をすると、体温の生産が活発になり、放熱も盛んになってきます。
これは「食事誘発性体熱度生反応」と言われるものです。
基礎代謝が上がれば、この食事誘発性体熱産生反応も活発になってきます。
そうなれば健康的にやせられるわけです。
やせれば整形した胸もより大きく見えますよね。
たとえばある人が、お昼にはいつも同じ店でカレーライスを食べていたとしましょう。
カレーライスのようにタンパク質や脂肪、炭水化物も混ざっているような食事は、そのカロリーの10%くらいが食事誘発性体熱産生反応で熱エネルギーに転換してムダになってしまいます。
もしカレーライスが700キロカロリーあったとすると、10%の70キロカロリーが熱になって失われていくことになります。
しかしこの人が基礎代謝をガーッとあげてしまったとしましょう。
こうなると同じカレーライスを食べても、食事誘発性体熱産生反応は12%くらいになって84キロカロリーが熱になってしまい、その差は14キロカロリーです。
つまり、基礎代謝が上がるということは、食事の力ロリーを少なくして食べているのと同じことです。
食事をしながら電卓を片手に、カロリー計算をしている涙ぐましい若い女性を見受けますが、そんなことに思い悩むのがいかにバカげているか、おわかりになると思います。
この「カロリーごっこ」は、標準体重で肥満を判断するのと同じように強固な「ダイエット神話」ですが、こんな一面的な、枝葉末節のことにとらわれてはいけません。
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